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日本酒感想日誌

サヴニエール・クロ・ド・ラ・クーレ・ド・セラン2014 二コラ・ジョリー

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ロワール、サヴニエールなのでシュナンブラン。
ルロワにビオディナミを伝授して、ビオディナミの伝道師とかって言われる生産者。
昨年の夏に自然派をやってたときに買ったんだけど、これはガチガチの長熟向けワインらしくて、失敗したなあと。
とはいえ5年も10年も持っておく余裕はないので開けちゃいます。

クレ・ド・セランは彼のワインの中でもトップキュヴェで、ロワールのモンラシェなんて言われることもあるみたい。
きちんと開くまでが大変みたいで、3日くらいかけて飲むかねえ。





綺麗な黄金色で、めんどくさいといわれてる割にいきなりちゃんと香るな。
すりおろしリンゴみたいのに、シュナンブランのペトっぽいような系統に。ややソリッドさを感じるのでミネラル強めかな?

うわ、これは強烈。
強い酸味を感じるが、それがするっと消えていくよう。
自然派っぽいような少しエキス的な旨味も感じはしますが、それが一段階ピュアな感じはしますね。
後はカリン系に、ほんの少し熟れたあるいは干したブドウのようなニュアンスを感じ、また繊細で鋭いミネラル感など確かにモンラシェに例えられるのもわかる気がする。


うんうん、なるほどね。
どうしたって熟成不足なので、本領発揮でどうなるのかはわかりませんが、明らかに良いワインであることはわかります。
全体的に精緻で、いわゆる自然派みたいな形で数千円で売っているものとはちょっと美しさが違うように思います。

落ち着いて味わうと柔らかくて繊細。
うっすらとした香りの繊細なレイヤーが複雑。
シュナンブラン感全開って感じじゃないんだよなあ。
確かにほんの少しブルっぽい腐り感と言うかともすれば少し蒸れたようなあのニュアンス出てるような気がするねえ。
酸も強いようで薄いガラスをイメージさせて、塩気、ミネラル感なんかも繊細に美しく。
パワーというよりも本当に繊細で美しさを感じさせるワインです、今日のところは。
普通にこの時点でも美味しいと思いますよ。
これ確かに良いわ、酸味、ほんの少しの甘み、輝いている。


2日目。
さあどうなってんでしょうね。
立ち香は流石に弱まり、とろっとスローに、一方で少し舌先にガス感がある?といような。
昨日のようにスッと消えるというよりは、全体に少し厚みが出て来て、リッチでややオイリーな感じになっています。

やっぱり自然派的な旨味感な気はするけど、微妙に雰囲気的にはブルの上級なニュアンスの熟れた感じも感じる瞬間ある。
もう少し甘みがあると良いんだけどなあ、もうほんの少しでいいから。
とはいえやはり質感には輝きがあり、そしてオイリーだなあ。
少し斜に構えて、また冷涼な陰気さはあるような気がしますが、テクスチャやストラクチャが違いますね。
めちゃオイリーだけどミネラリーなのがサヴニエールでも特別な畑ということなのかもしれない。
個人的にはもう少しオイリーさとは違うふくらみというか華やかさが欲しい気もするけど良いワインであることには間違いがないと思う。

味わいとかではなく質感として、ポテンシャルのあるワインであることはかなりわかりやすいかな。
一方でそういったことが90%の人がわかってなくて、いまだに甘いとか辛いとか日本酒度ガーとかいってる児戯にも等しいのが日本酒界。
五味でティスティングするのは小学生で、そういうとこではない質感や官能的なところが大切だということです。













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