FC2ブログ

日本酒感想日誌

【1346】天明 坂下山田 29BY

  0   0


坂下山田の29BYというと、先日出ていたコレと同じはずなんですが、細かいところは違うのかもしれません。

というか特に29BYとかもなくWEBに出てていて、新酒にしては早いし、でも新着順でソートすると上にくるしとりあえず買ってみたらビンゴ。
前回の奴は凄く良かったけど2本目確保できなかったからさー。






はいうまいー。
ちょっとレマコムから出したてでキンキンなのでゆっくり行こう。
注いでわかるトロミ。


少し熟したような紅茶感から、マスカットのような甘みを感じさせつつ、強烈にミネラルがズバババンと。
これ生なのか火入れなのか、どうなんだろうなあ。
熟味もあるんだけど引き込まれる味わいで、龍力の奥吉川ブルーなんかを思い出させるような味わい構成。
つかほんとに29BYなのか?
いや素晴らしい、もうだいぶ日本酒に飽きているがこういうお酒を飲みたくてやめられない。


あえて言えばキレ感と下のコンディションが相まって細かなニュアンスを拾うのに難儀するな今日は。
まあでもだいたいのことは前回に書いてあるわ。


やや熟感、餡子のような練れた甘み。
その中に果実味もしっかりと感じられ、キラッとクリアーなところもちゃんとある。
とろみ、密度のあるタッチで、鮮やかさがありつつ、キレ感は当然。
品のある腐り感やバニラ、熟れたブドウなどがメローに来つつ、微妙に酸味のキラッとや、ミネラリーな粒立ちがね。
少し金柑とかカリンみたいなニュアンス、つるっと感もあるんだよなあ。
いやほんとこれ1500円は無いって、デフレってレベルじゃねーぞ。

これなんかほんとにワイン的だと思うんだよね。
良い熟成ワインにでるふくよかさ皆異なものがあって、かといってきちんと輝きもある。
逆にほんとに高級ワイン好きな人にこれを飲ませてどういう感想が出てくるのか、ほんとに飲んでる人に聞いてみたい。



1日あけて3日目。
やはり多少の生熟感はあるが、味わいは極上。
きらめくような鮮やかさを感じるのは香りか酸がクリアーさか。
熟成のおかげでやや複雑さや枯れ感も感じつつ、餡子のように練れらような甘み。
この辺のバランスが嫌だと感じる人もいるかもしれないけど、個人的には珠玉の一瞬を見せるポイントがある。
紅茶とかあるいは熟れたブドウの本当に枯れたところをソフトにしたニュアンス。
キレ感とね。

すこーし熟成的な苦みも出てきつつはあるが、逆に前に飲んだ掌玉よりは出てないんじゃないかな。
あえて言えばここだけがこの蔵の課題で、設備も工程も原料も凄くブラシュアップし続けてるっぽいけど、熟成で出てくるここだけなんとかクリアできればさらにとんでもない領域に行きそうなんだけど。
この辺の細かいバランスは難しいと思う。
だってワインなら開いてないとか状態がーとかで許容されるちゃうもんこのくらい。
蔵元が思うベストなポジションを、1万2万くらいでいいから出してもらって、わかる人にきちんと伝えるような何かがあればいいと思うんだけど。


なんだろう、ちょっとオリエンタルなお香っぽいニュアンスも散見されるようになってきました。
間違いなく凄みはあるが、どこがベストかは人それぞれ、そしてそこを固定化するの難しい。
いや、まあ初日に普通に飲み切れば楽しいか、開けてもいろいろ楽しいお酒ではありますが。

















Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/3295-864ed084