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日本酒感想日誌

【1362】白老 自然栽培米 無濾過生原酒 2019BY

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うーん槽場汲みを買ったはずなんだが無濾過生が来てるな。
こういうとき通販はなあ……こうなっちゃうともう一本買う方が手間的に手っ取り早いもんな。有能なとこはスマセンゆーてサクッと追加で送ってきたりするけどちっちゃいとこはかわいそうだし。やれやれだ。

愛知県碧南市愛美農園産の自然栽培米雄町75で7号。
昨年火入れをやって、健全ではあるんだがかなり熟成したひやおろし的商品になってたので改めて。







白老もなんだかんだで久々か?
勝手に応援隊だった気でいたけど全然飲んでないのか。

セメ系バナナの香りがふわり。
やっぱり濃醇めでパンチあるな、こうなるとやっぱり生なら少しガスがあるくらいが良いんだよなあ。

甘い、香るお酒ではないです、念のためね。
バナナ系に少しラムネっぽさありつつ、酸味がしっかり、濃いですがクリアーさもある。
辛み、ミネラル感みたいなものがぐぐっと中盤に湧き上がってきて膨らんで、そこからスッと、ズバッと切れていく。この辺の感じはやっぱり秀逸。
酸味なんかもスカッとした抜けの良い爽やかさがあって、その中で仄かに甘み、また旨味を感じさせてくれる。このあたりは白老節で不思議と物足りなさがなく、かといって野暮ったさも無いのがいい。

バナナも強すぎないのが良いね。
落ち着いてくると適度なドライさ、立ち上り方がタッチとして気持ちよく官能的で、一方で綺麗な酸とエキスがゆらゆらと。
凄くいいと思います。
だんだんほどけて来てクリアーなんだけどクリーミィさというか、少しキャラメルみたいな印象もあって、ちょっと菊姫なんかも想起させますね。
あそこまでビビッドではないけど、逆に馴染む感じはあるな。いい意味でふにゃっと柔らかい液性で、そこにドライ感キレが骨格を作ってやる感じ。
フィニッシュはキレ感に少し粒立ち感、粉っぽいクリーミィさ、これは僕はこういう粉っぽさは良いものとしてとらえてます。


問題は、有機栽培的なお米の違いがあるかどうか。
これまで他のお酒も飲んできて、あるような気はするがまだまだはっきりしない、それは飲み手も造り手も試行錯誤だろう。
個人的にはともすれば少しクセっぽくもあるけど柔らかく明るく伸びやかに広がっていく酸味、あるいは少し野趣のあるような旨味やドライさなんかは何となく特徴かなあと思うんだけど、気分の問題が大きい気もする。
たぶん造り手のほうが味わいだけじゃなくて醸造の過程とかでも感じることがあるので感じているものはあって各蔵トライはしてるんだけど、定義みたいなのがなかなか出てこないのが日本酒界のショボさだよね。
このお酒でいうと何というかスッと身体になじむような酸味とかクリアーさを担保しつつのエキス感で、ちょっと自然派ワインなんかイメージしちゃいますけどね。



こうなってくるとこれは間違いなく良いと思いますね。
槽場直汲みと4合で飲み比べするのが楽しいかもしれない。
飲み進めていって色んな表情を見て、良さしか出こない白老節。
すこーしブドウ感とかバニラが出て来てね、柔らかくなじみがいいとか言ってるとキッとエッジの立ちとかストラクチャの立体感が出たり、液体としての質感が凄く良いわ、味じゃなくて。
逆に軽くなってくる不思議。
あー1番初めに飲んだのと同じようなものを感じたりしてるのが凄いな。
凄くいいお酒です。


2日目。
最初に含むとバナナ系で少しアタックがあってエキス感と干渉するかなという感じがあるんだよな。
ところが段々良くなってくる。
あんまり速醸って感じのしない酸味。
ブドウと、クリーミィさ、辛味。
やっぱいいね。


















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