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日本酒感想日誌

【1368】田村 生もと 純米吟醸 直汲み 生原酒

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昔はこの蔵合わなかったんですけど、にいだしぜんしゅは少々やりすぎでも田村くらいならなかなか今の気分に合うなということに昨年気が付きました。
火入はだいたい想像がつくので、生の直汲み、結構期待しています。

「しぜんしゅ」ブランドが全量生もとの汲み出し四段仕込みに対し、「田村」ブランドは全量自社田米を使用した、正統派生もとの三段仕込みで、しぜんしゅの辛口タイプといえる造りになっています。



こういうことのようです。
お得意?の自家栽培米の亀の尾でこれは農薬はもちろん有機肥料すらやらない『自然栽培』というこだわりまくったお米。
磨き60で生もと、直汲み。






ふむ。
ニュアンスはあって大変素晴らしいと思うのですが、いささか酸っぱいですね。白麹系かと思うくらい。
あとガスがはっきりあるようなお酒ではないです。
どれぐらいの温度でやるのが良いのかな。

このニュアンス何といったら良いかねえ。
お米を炊いたような感にやや野趣、あるいは鄙びた感じも。
バナナ系で来そうでさほど来ずほんのり程度、そこからかなり白く集中力のある高い酸味がキリっと。
バナナを柑橘で散らして和のハーブ、みたいな感じなのかな。

とはいえある程度モダンな仕上がり。
酸味はスカッとヌケが良くて、いかにも自然派というかアレな人が飲んだら悪酔いしない!とか言いそうな酸味。
微妙なニュアンスには少しハーブのようなものも感じつつそこから適度に旨味感を引っ張り出して、あとは少々ドライな感じで引き締めてシュッとやや辛口なフィニッシュ。


良いですね。
例えばこの間やった白老の自然栽培米なんかと比べてみると面白いかもしれません。

かなり強烈な酸で、やっぱり軽いバナナ系とやや野趣のあるほろ苦いようなビターでハーブみたいなテイストを軽やかにバッと散らすようなそんな構成か。
すっとしみ込むようで、ハッと覚醒感のあるようなインパクトのある清冽さ。
それでいてただ酸っぱく軽くというわけではなく、程よいトロミやボディ感に甘みや味わいも溶かし込んでいるし、酸味だけでなくて全体での鮮烈さですよね。
またそこからのキレ感がいい意味でパウダリーというか、乾いた石のようなイメージも。

評価したいです。ある程度人は選ぶかもしれませんが。
火入れして寝かせてどうなっていくかというのを追ってみたくもあり、この鮮烈さはこの時期しかないんだろうなと。
純正ワインラヴァーの人に白ワイン気分で飲んでもらってどういう評価になるのかは聞いてみたい。
そういう意味でいうと少し加水してやったほうがいいのかな。

2日目。
やはり嫌いじゃないですね。
少し寸足らずというかストラクチャに欠ける気はしますが、鮮やかな酸味の中に甘みもあり、ややブドウとかそんなニュアンスも。
さらにドライな風合いが散る中でやはり独特のニュアンスがあって、それも好ましいです。
飲む機会を多めにして良いかなあと思いました。
軽く飲めるのそれはそれでいいっすね。













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