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日本酒感想日誌

【1443】龍力 大吟醸 荒走り 別汲みにごり 2019BY

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体調不良でお休みしていました。
寝込むとかではないんですがどうもすっきりせず、良くなったような気もしないでもないし薬も飲み切ったので再開。
お酒たまってきているので10月はフルバーストで行きたいところですがどうでしょう。


今年は残念ながら龍力の会が開催されなかったのですが、代わりにDMでご案内が来ていたのでこれと秋津の生を買いました。
秋津の生は由紀の酒さんがちょうど記事にしていてこんなのもあるのか~と思っていたので震えましたね、寝起きだったのですが郵便投函されて5分後には注文してましたw
大吟の荒走り斗瓶取りはデパートなんかで毎年恒例ですが、にごりが限定ってことなのか?
この時期ににごりというのもあまり飲むこともないのでちょうどいいかな。






とりあえず少し上澄みを。
カプと言ってもパイナポーなトロピカルメインで、奥からベリーというような香り。
含むととろっと芳醇さもありつつ、さっぱり高めに酸味を感じ、そこから少し甘じょっぱい系のような味わい。
そこまで甘みも強くなく、香りもやり過ぎずある種の一体感をもって、いいバランスで飲めます。
全体に軽く苦みがあるんですが、それがうまいこと効いてますね。

そして後半のキレというか、シュパッと奔るミネラリー感や立体感はさすがというか白眉の出来。
スバっと走った後にまた甘いニュアンスが抜けてくるようなね、これが好き。カプでもありクリーミィなのでともすればショートケーキ的スイーツ感なのだけれど、このキレがあるとこれもまた飲めるんですよね。
この蔵がわざわざ出したものでYk35ですし、この時期の生でも心配はしていませんでしたが、全く問題なくさすがの味わいです。
酸味が高めなのが良いのかな?
温まってくるとほんの少しやはり熟成感があり、餡子系のニュアンスを感じます。
まあ強く冷やして飲むのが良いんじゃないでしょうか。



攪拌して。
みたところおりの量はそれなりに多かったのですが、どろっとではなくさらっと。
感覚的には濃いめの荒走りくらいで、さほど上澄みと変わらない味わいを担保しています。

いいね!
やや高めの酸味のフレッシュさに上品なオリ味、つるっとときちっと響くな、滑らかさとかフカフカさもあるけど。
香りはあるんですがうまく液体が纏っている程度、パイン系のトロピカルが支配的でかつ酸味もあるので、いい具合にまとまってるかな。
うまい具合に苦みなんかも使いつつ、やっぱりザっと切れる感じに、そこから甘やかな味わいが立ち上ってくるような。そしてオリ味の深み?
全体に懐や程よい広がり、なんというか微妙な香味の広がり方なんですけど、例えるなら朝の田舎の空気の独特のニュアンスみたいなそういうレベルの違いですよね、甘いとかカプ香るとかそういうレベルの話ではなくて。
今の時期でいえば寒暖差で朝もやが立ち込める朝みたいな。
これを青磁茶碗で飲むと最高に酔える。
キレ感もビシッと決まってますわ。芯があってともすれば少し金気があるような収斂性があるようななんだけど、味わいとのバランスがね。秀逸。

ただしくYK35的で熟成は意識しないでいいと思いますが、ハイスペックにごりの熟成という意味でいうと上喜元のにごりなんかも思い出しますね、懐かしい。
あれよりは全然フレッシュだけど。


うめ。
ごちそうさまでした。
何だかんだいって日本酒も良いよね。
なんか文句ばっか言いがちだし、高級ワインも飲むけど、僕は日本酒もちゃんと好きです。
禁酒開けに良いの飲むと感動するわ~泣けるw
こればっか飲んでるとちょっとおかしいことになってくるんだけど、日本酒も色々ありワインもあり焼酎もウイスキーもありと、その中でこのお酒の良さをきちんと捉えられるかどうかだよね。

ただ甘いというだけではなくて十四代のほんとの良さがわかってる人なら、少し甘さ控えめにしてるけどこの辺はわかってもらえるだろうな。
十四代系のよくできているお酒もたくさんあるけどね。
キレの構造感でいえば、こっちのほうが本家なんじゃないの、秋津も奥吉川ブルーという傑作ボトルもあるわけだし。



2日目。
やはりいい。
この手のお酒は往々にして2日目崩れがちなのですが、乱れなし。まして生の濁りの10月だからね~ダメになるお酒は氷温でも3ヶ月もすればまったくダメになるもんだけれど。
にごりでも、生の10月でもスカッと爽やかだよな~。
そこからちょうどいい甘やかさもただよってくるわけだけど、やはりちゃんとした山田錦のお酒、それも35まで磨いてあるとなるとそこらの平凡なお酒とは根底から違うということだ。

酸もあるけどやはりシュパッと行くキレ感。
甘みも香りもあるけれど、全体の整合性が取れている、というかダメのなのは飲めないから。やっぱ飲めるんですよね。
そしてほんの少しポチャッと感がこれまたうまくて、さすがにわざわざ出してきただけあるね。

少し温度が上がってくるとじんわりショートケーキなスイーツ感も出てくるんだけど、それでも品位はいささかも衰えない。
微妙なトロミや、もちろん軽く苦みや収斂性はあるのだが、雑っぽさはそう感じない。











2 Comments

龍力大好き says...""
久々のお酒が龍力とは嬉しいですね!
秋津の生は偶に売っていますが、年一かとある飲食店にしか見たことないですねえ

3年物も寝かせてもフレッシュ感は残っているので、寝かせるなら5年以上寝かせた方が面白いと思います。
敢えてブレンダーぶん回して飲むとドライ感がでて面白いと思いますよ

しかしこんなの中々出てこないので、良い物買いましたね!
2020.10.04 18:18 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: 龍力大好きさん"


秋津の生は今年のものみたいなんですよね~。
なにせ長命の秋津なので、新酒のんだってどうなんだ?と思いつつ、なかなか飲む機会もないのでワクワクしています。

この濁りも新酒の華やか系の龍力は飲まなくてもいいなあとか思っていたんですが、良い仕上がりで改めて参ったなと思ったので、秋津の生も期待が高まります。
やっぱ龍力は良いですね!!

龍力の会が無いこともあって挨拶がてらのDMなんでしょうが、こうやって限定を流してもらえるとコロナに感謝という感じです(笑)
クラウドファンディングで出してた生もとの秋津を買わなかったことだけ公開してます……そのうち出てくるとは思いますが。

2020.10.05 01:35 | URL | #- [edit]

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