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日本酒感想日誌

【1453】松の司 大吟醸 しずくSP 2019BY

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マニア向けの商品です。
京都の蕎麦屋さんの井戸水を仕込み水につかったSP商品。
このしずくシリーズは実験作みたいな感じで、小仕込みのタンクがいくつかの酒屋からそれぞれポロポロ漏れてくるみたいな感じっすね。


このあたりを副読本としてお読みください。
この商品に限らずブルーなど、あるいはほかの日本酒を飲むにしても面白いと思います。

『水から考える松の司』
『土から考える松の司』
(ともに松の司蔵元ブログ)







んーほんとにマニア向けだな(笑)
言われれば確かに表面的なとこのテクスチャというか、流れ方みたいなのが違う気がする。
寝かせたり、あるいは何本か飲めばハッキリしてくるんだろうか。

ただそれにしてもやっぱり松の司味だなあっていうのも感じます。
これなんか9号だし、それでもね。
酸味が(官能的に)でていたり、あるいは芯の通ったようなストラクチャやミネラル感、余韻など。


味わいはSPかどうかはともかくとして、そりゃ不味くはないですよ。
香るタイプではないですよね。含んで軽くブトウやラムネ系の香り。
ただ比較的味は出ていて、前述のように酸も煌びやかといっていいくらい出てるし、少し熟成で奥から自然と出てくるような甘みみたいなのも感じる。
山田錦としか書いてないけどどっちかな、賭けるなら兵庫のほうかな。


う~ん、確かに少し違うね。
どこがというよりも全体的なイメージというのかなあ。
所々でふわっとエアリー、さらっとスルッといくような感じがする。
さらに行くと少し響きのトーンみたいなのも違うようにも感じる。
こういう水だと、もっと平坦というかスッキリ薄い造りのほうが良かったりするんだろうか、もちろんこれは実験なのでそんなことをしても意味ないと思うけど。


しかしあれですね。
最近水をそのまま写し取ったような、味が少なくてスムースでかつ納得のいくお酒が飲みたいんだけどなかなか思い浮かばないね。
松の司なんかは味が太いわけではないがゴツイお酒で、最近はわりとそういうのをフィーチャーしがちだったので。


1日あけて3日目。
お酒の出来だけで見ると若干チグハグにも。
酸味はキラッと強く光り、表面はサッと行くようで、奥のほうはもったりして、仄かに餡子っぽいような。
その辺の味わいの違いもあれば、抑揚や流れ、酸の響きなど……雰囲気は違いますよね。

あくまでも実験作か。
キラッとだけど、はんなりたおやか、やや厚ぼったい?
杜氏さんの言葉に従えば、この水ならもっと薄くすっきりした仕立てが良くて、松の司仕様の仕立てではやや重いということか?
酵母も何もかも違えば、一概には言えないけどね。ほんとのとこは造り手にしか。
かなり興味深い商品ですし、こういうものをやってくれることがありがたいですけどね。









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