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日本酒感想日誌

【1474】龍力 純米大吟醸 奥谷

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龍力がデパートなんかを中心に限定的に展開している、上級の真のテロワールシリーズから、西武の奥谷です。
ただしこれ出荷が2019年12月のもので、つまり約1年自家熟成していました。
昨年の年末に来てて、買っといて困らないだろうと入手したんですが、正月に風邪をひいて出ばなをくじかれまして、そこから出番が無かったものになります。

商品については過去の記事でも見てください。
基本的には寝かせて出しているはずなのですが、それなりにその時の調子みたいなのがあるシリーズなので、1年自家熟成でどうなっていることやら……というところです。






あれ、これも辛味キレミネラル強く感じるな。
もしかして僕のコンディションの問題かもしれない、そうだったらごめんね磯自慢。

とはいえこっちのほうが良いです。
もともとある程度の熟成がかかっているのですが、1年追加しても過熟な感じはしませんね。
しっかりと甘みも感じるし、吟醸香みたいな爽やかさもうまく活かしてるし、そこに熟成の紅茶感みたいな。

吉川のほうの酸味とか香りとかはわかるとして、もう少し厚い印象だったのですがそこまでじゃないんでこの辺が限界なのかもしれない。
秋津なんて3年寝かせて出しても若くて、それこと追熟が必要なくらいだからね。

ただコレあれだな、ミルクティーみたいな味わいがありますね。
ミルクティーの味わいそのままソーダみたいな、あんま美味しそうに聞こえないかw
こういうものを感じるのはあまり無くて、あの昔の龍神丸のコーヒー牛乳みたいな。
キレ感はかなりありますけどね、これはなかなか、たまらない。
こういうのが出てきたりするんでね、龍力はやっぱ面白いんですよね。
磯自慢のほうも寝かせればこうなりそうだけど。

この熟成の仕上がりは一つのいい形なんだろうね。
超久とか久々に飲んでみたいな。

しかしあの奥吉川ブルーの夢はもう一度きてほしいなあ。あれはまさに10年に一度の神タンクだった。
2014は世紀のビッグビンテージだったのでいいお酒が今となってみればあったんでしょうけど、それ以降でいうと奥吉川ブルーか松の司純米生もと甕かどっちかでしょうね。
そう考えるとあまり磨かない生もとが至高なのかもしれませんね。
龍力は秋津の生もととかも始めたらしいし今後に期待。


2日目。
甘み、若干の餡子感に、クリアーさが響くなあ。
ぐぐぐーっと続く甘み味わいの強さ。
キレのところで酸とか爽やかさが少し出て、圧倒的な余韻の長さ。
タッチとか、この酸味のとこなんかが吉川なのかななんて思ったり。
ミネラル感もガッツリ奔ってます。

うっま。
やー嫌な撚れた熟感ないな。
寧ろまだ爽やかな香りが生きているかのよう。
これくらいのものが5000円で比較的容易に飲めるのはありがたいですね。
ワインでいうと少なくとも1万円くらいは払わないと飲めないだろう。

4日目くらい?
やっぱり驚くほど菊姫と似てきているような気がする。
少し飛びぎみかな、その代わり爽やかさはまだある。
ふわっと軽やかなようで、酸味と激しいキレ、その中に甘み。
はんなり感とか酸味と熟成で、ミルキーから少しキャラメルっぽくなってくるようなイメージなのかな。
しかしこのビッと来る収斂性のパンチは痺れるなあ。良くも悪くも。

5日目くらい。
つよいね、下がらない。
穏やかに大吟っぽい甘やかさも生きつつ、バシッと締めるところもある。
ゆったり楽しめる。
やっぱポテンシャルあるなあ。




4 Comments

えすにっく says...""
上級テロワールシリーズ、美味しそうですね!
米のささやきにも色々と種類があることを恥ずかしながら初めて知りました。
普段つい地酒屋に行ってしまうことが多く百貨店にはあまり足を運ばないのですが、百貨店って王道の良いお酒が置いてあっていいですよね。
菊姫なんかもそうですし。
クラウドファンデングの東条がすごく良かったので、秋津からトライしてみたいと思います。
2020.11.26 11:04 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: タイトルなし"

このシリーズは秋津より安く、5000円や1万円で龍力のハイスぺの古酒が飲めるので良いんですよ。
もちろん基本は秋津になると思います。
各デパートにそれぞれ限定で出していたりするので、試飲会が開催されている機会があれば、ぜひ手に取ってみてください!

2020.11.28 01:44 | URL | #- [edit]
龍力大好き says...""
奥谷は好きすぎて買って寝かそうと思ってもすぐになくなるので、一年物の感想はありがたいですね。ある程度味が安定してから売っているので本当の所は何年寝かせたのか奥谷もわからないんですよねえ。なので、熟成に耐える設計にしているのか全然熟成した感じにならないのが龍力のお酒なのかなあと思います。私もとある酒屋のpbの龍力商品ももう5年ぐらいたつお酒がありますが全然熟成感を感じませんし。

今週の小田急新宿店で龍力の米優雅を売っていましたよ。東京では中々売らないので興味があれば行ってみてください。あそこも一応上級キュベの上中があったはずです。

最近兵庫県の酒蔵を巡っていまして、盛典と龍力、田中酒造やら雪彦山などを寄りましたが中々面白い旅でした。龍力は最近テロワール館というのが出来てそれを込みで行ってきたのですが、色んな年代、同じ年の米違いの同じ製法、タンク違いや同年代の同じ米で製法違い...etcなどのまだ売る予定にないお酒の試飲などが出来てとても素晴らしかったです。ああいう色んな実験的なお酒を造れるのは良いなと感じましたので、お暇であれば日誌さんも行ってみてください。
盛典も個人的にまだ売る予定にない4年近い氷温囲いなどを売って貰いましたし、偶には酒蔵の旅行も悪くないですよ。
2020.11.28 18:52 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: 龍力大好きさん"

どうなってるのか不安だったのですが全然平気でした。
むしろうまいこと纏まっている感じもあり、これなら何種類か買っておいて寝かせておいてもいいくらいだなと。

ちょうどこれで思い出して昨日小田急いってきましたよ(笑)
上中を買ってみたので楽しみです。

蔵めぐり良いですね~。
出不精の私ですが、限定酒と聞くとそそられます。
盛典の氷温囲いは凄いなあ、東京にいたら絶対手に入らない……。



2020.11.28 22:54 | URL | #- [edit]

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