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日本酒感想日誌

【1475】菊姫 山吟原酒 H10BY

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前回は割と最近の24BYだったので、今回は思いっきり遡って10BY。
出荷は2019年の12月です。
吟とかは昔の物その辺のデパートで割と売ってるけど、磨き50のこれが良いんだよな。
上のスペックもまたそのうちやりますけど。





綺麗だな~嫌な感じはない。
こちらもキレ感がそれなりにビッと通ってる。
磯自慢も龍力も菊姫もある程度同じようなところに収束しているのか。

トロリとしたタッチにで、酸味はあるがさほど強くは感じない。
甘みはある程度感じて、そこに少し熟成の濡れた石とかあんな感じの熟成的なニュアンスがある。
舌に絡むようなテクスチャとしての芳醇さはあるが、綺麗にまとまっていて、余計なところが少し削げ落ちてエレガントという感じ。
少し濃いけど普通の大吟の熟成酒みたいなところありますね。
これ20年以上ってのはちょっとわからない普通では。

あえて言えば少しソフトでメローな印象で、ともするとメロン系の香味なんかが感じられたりする。
間違いなく美味いんだけど、なんかもうちょっとパンチが欲しくなるというか、普通の新酒を少し適当に寝かせたものでもやってみようかな今年は。
しかしこの舌に絡む感じは凄いなあ。
まあこれも熟成のコーヒー牛乳系と言えばそうで、熟成年数の分甘くしたほうじ茶ラテといったところだろうか。
でも酸とかサッとミネラリーなキレ感もあるんで、これまた爽やかなんすよねえ。

間違いなく美味いのと、特にこれが限定とか言うわけでもないのが、菊姫の凄み。
普通に高島屋行けばなんかしらハイクラスの古酒買えるから。

新シーズンはもっと飲む機会を増やしたい。
天狗舞とか満寿泉とかももう少し飲んでみるかな。

当たり前なんだけど、奥谷(いいとこ熟成3年~5年程度だろう)と20年超のこれでは少し焙煎香みたいなものの違いはある。
それでも本当に似通っているところがあるから面白い。


3日目くらい。
やはりほうじ茶ラテ。
香ばしさ、濡れた石や藁にミネラル感。
ミネラル感は一点に集中して爆発。
しっとりと繊細で品の良いまろやかなミルキーさが溶けだすが、一方で酸味や前述したような要素の鋭い造形もある。
これでもう少し苦ければアウトなんだけど、ぎりぎりセーフ。
ここがベストなのかはわからんが、各要素の質感は圧倒的。
けっこう酸感じるな~やっぱり吉川。
少し枯れてる分、静かな円やかさみたいなのが感じさせるのかな。
峻険と言えるようなミネラル系は圧巻。








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