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日本酒感想日誌

【1484】廣戸川 純米にごり生酒 2020BY

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廣戸川の濁りは随分前にやっているはず。
もうずいぶん人気になってますよね、たぶん。
ついでで買ってきたんですが、ささまさむねのいい比較対象になるかなと思います。

夢の香60で酵母はTM-1+煌901-A113となってますがもうよくわかりません。





すこしねっとり目のおりなのでよく攪拌しましょう。
綺麗に白桃系や乳酸菌飲料のような香りが香るでしょうか。
さらに立ち香からしてサッとミネラリーな香りがありますね。

うーむ旨い。
ガス感に乗ってまさに音速、スカッと駆け抜けます。
爽やかな甘みに酸味もありますし、少し硬めに粉っぽいかな~というところもんあるんですが、とにかく流れていくスピードが速い。
それで持っていきますし、ミネラリーなキレ感がカチッとしているのも僕的には好印象です。
若干苦いと感じる人がいるかもしれません。

先にささまさむねと少し比べますが、あっちのほうは前半でもう少し酸味の膨らみやニュアンス優先という感じでしょうかね。
やや練れつつも明るくトーン高くやや強く、パイナポーなんじゃなくて、パイナップルをかじる酸味みたいな。
それでも腰が据わっているというか軽薄じゃなく全体に一体感があり、ややスローなテンポに後半は甘みに爽やかなんだけど懐とか、ススっと静かなキレ感と甘みの残りかたが秀逸ですね。
どちらも甲乙つけがたくレベル高いので、ぜひ2本とも買って、微妙な表情の違いに留意しながら楽しむとなお良いかもしれません。

さて廣戸川に戻ります。
いやまあこっちも別に酸味が無くはないんですけどね。
ささまさむねは割と最初に酸を感じるのですが、こちらは白桃系の甘みを感じてそれから酸味。
あとはちょうどいいくらいなんですがスタイリッシュにカチッとキメて、ザザッとスピーディに行きます。

まあこのキレへ向かうシェイプは好みですよ。
少し苦いかな、

ただどっちもレベル高いっすね~ちょっと驚きました。
また僕自身も今こういうのを飲んで思っている2倍くらい進んで凄く嬉しいです。
なんででしょうね。たぶんこういうのが美味しいとわかっていれば、技術的には美味しいものをつくる技術があるんでしょうね。
このジャンルでいうと、甘いからキレだそうって方向に自然と行ってると思うんですが、そのキレ感みたいなものにフィーチャーしていろんな方向に酒造りしてほしいなあというか、それま旨味でも透明感でもそうなんですけど。
甘いが先に来すぎてる感じかなあ、いや甘くて超美味いんだけどね。ここでの気づきを他に転換してほしいというか。やっぱりメディアが必要なんだろうね。ワイン雑誌はあっても日本酒雑誌はないからね。

少し硬いかな。
でも甘みの爽やかさは良いし、酸味なんかはリンゴも感じたり。
硬さも嫌なものではないからね。
輪郭、スタイル、ボディライン……あるいは味のところで少し硬いところもあるけど、一方でフワッと優しくミルキーなニュアンスも出たりするのかな。


いやあどっちもレベル高くて楽しかったです。
たまにはこういうのも良いですね。



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