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日本酒感想日誌

【1496】会津娘 純米吟醸 穣 片門 生酒 2020BY

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会津娘の新酒。
穣シリーズでははじめてらしい生酒です。

まだちょっと早いんじゃないかな~とは思うのですが、スルーという選択肢はありません。
どうでしょうか。

あーこの地区は五百万石じゃないのね。
夢の香で、ただし特等米。





やはりドライ感はハッキリ出る。
ただし液体としてはそんなに峻険で硬いというわけではない。
寧ろ柔らかく適度な緩やかさで、たおやかとでも言えばいいか。

一歩身を引いた甘み酸みで、潤い。
すこし艶っぽさを見せるあたり、あるいはまだこの時点でも痩せて硬いと思わせないあたりがお米の良さや凝縮感か。
そこをビッと、少しパウダリーにも感じるくらいでキレ。

いや~いいな。
ゆったり優しいトロミ潤いで、自然な甘さのひろがりなのだが、その甘さに少しコクのようなものを感じるところがある。
まさにたおやかに、ゆらっときらめく水面の酸やクリアーさ、ほんの少しの塩味や苦渋みみなんかもきちんと旨さを引き立てる影のつけかたのよう。
ちょいとハーブというか、スパイシーさや野趣なんかもあるかもしれません。


いいね。
ここがベストではないかもしれないが、やはりこの蔵も追っていかなければならない。
わりと秋とかに出る穣シリーズっぽい味わいになってるのか。そんなに生々しい感じもしないんだよね。
菊姫といい、この時期としてはもったいないくらい、お米のポテンシャルと造り手の技を確認できる1本。
昨年は水害の被害で大変でしたが、穣シリーズも3年目で今後ますますの飛躍が期待できそうです。
また生でも火入れでもそうなんですが、ちょっとやそっとでダメになるようなお酒ではないと思いますので、自宅で少し寝かせてチューニングするのも良いんでしょうね。

ただね。
あえて言えばやっぱ能勢山田錦はよかったよ。
東条吉川はちょっとやり過ぎな気もするから、このできる蔵が良い山田錦でそれなりにチャーミングにつくったらどうなのか。また味わってみたいというのが正直なところ。
というか秋鹿は造ってる酒が特殊だけど、あんな米ができるならもはやアレを高級ブランド酒米化しても売れると思う(笑)
すこしで良いからウデのある蔵につくってもらったら、秋鹿的にも面白いんじゃないだろうか?








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