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日本酒感想日誌

【1506】若駒 かねたまる 木桶仕込み 五百万石80 しずくしぼり2020BY

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かねたまる、飲んだことなかったなー。
若駒の木桶仕込みシリーズなのかな。
今回はお得意の低精白、五百万石80で、そこそこおりがからんで薄濁り



甘さは相当ヘルシーな感じで控えめ、その分低精白的なそっけなさやドライさが目立ち、一見すると物足りないと思います。
ただ果実香は凄いなーぶわっと香るんじゃなくて、ニュアンスがね。
酸味からなのか弾けるようなビタミン感があったり、一方でうっすらしなやかにバニラっぽいようなのがあるバナナ感。

流石に五百万石の低精白で木桶ってのは難しいんだろうけど、やっぱりこの蔵はわりと好きだなーとは思います。
大げさに言えば栃木酵母の魔術師、香りの魔術師。
そんなにそんなにウッディな感じは強くは感じないけど、他の要素と混ざってる感じか。
もう少し甘く造ったほうがわかりやすくウケは良いと思うが、純大のかねたまるがレギュラーらしいのでそっちはそうなのかも。

本当に香りのニュアンスは良い。
酸味の弾けるような感じに、しっとりメローなバナナバニラとオリ味とでも言えばいいのか。
ほんの少しスーッと爽やかさや、果実の甘やかさ。
程よいドライ感に硬い米味、若干のミネラル感を立てて。


あくまで甘くないという前提で、温度高めで味わえばいいんだろうな。
とろっと、少し甘やかさも出てきます。
もちろん前述の鮮烈&メローな香りのニュアンスとか、あるいは酸味なんかにいいものを感じながら、あえてドライでそっけない粉っぽいけど少しだけクリーミィみたいな味わいをなにか食事に合わせながら楽しむみたいな。
シャープで感じでもなくて、むしろ少し温かみを感じるかな、とろみの分。
いっそ常温くらいでも良いと思うし、ぬるめに燗つけてもありだろうなと思う。
そっけなさはあるけれど、雑味が多いわけではないので、そこは最近の低精白系がみな工夫してるとこですよね。

しかし酒屋がちゃんと飲んでそういう売り方をしなきゃダメなんだよ。
これなんかかなり微妙なところで、印象がガラッと変わるお酒。
忖度してバカに合わせた適当一言コメントばっかり書いているから、ミスマッチが生じて蔵元だって損するんだ。
もちろんこれが狙ってこの味わいなのか、それとも失敗でこうなっちゃったのかも蔵元に聞かないといけないと思うけど。
その上できちんとこういう味わいにフォーカスして飲んでみてくださいとか提案しないとさ。
んでその代わりに酒屋にもうちょっと儲けさせる。
そういう関係性が無いとこのまま碌な進歩もなく衰退していくだけでしょうね、この業界は。

2日目。
うーんいいな。
すこしガス感。
もちろんまだスパイシーさと、少し硬いオリ感のような味わいはある。
また決して甘みがたっぷりのお酒ではないが。
やはり香りにはじけるようなフレッシュさや重層感があり、それだけで楽しめる。
またとろみと、最低限満足できる味わいはある。

この感じだとまだ明日もイケるかもしれないな。
お酒の味わいについてきちんと理解できていれば全然良いんだけど、少し求めるとこが違うと随分損をしてしまうようなお酒だと思います。
ドライめで香りは楽しいみたいな理解で行けばどうだろう。
あとはオリが無かったらどうなのかな。
オリがないほうがクリアーに行けそうな気もするけど、やっぱ足りないとこが出てくるのかな?
そういう判断を個別にできているのかどうなのか。










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