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日本酒感想日誌

【1515】からくち太一と、からくちすっぴんブレンドの話

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すっぴん太一の火入、というかこっちがメインですっぴんのほうがオマケかな?
2019BYで2020年の7月出荷。
15度に調整してある火入れ加水でしょうたぶん。



まずはこれ自体の味。

いい意味での熟成感と言うか、酒っぽさ、糖っぽさみたいなものを感じる香り。
くわしくは興味ないですが、いわゆるメイラード的なそんな感じの風味になるんでしょうか。
良いデイリー酒ですね。
味わいも、汚すぎない程度に、その手の芳醇さを活かしつつ、ある程度のスムースさとドライさと。
たとえば金鶴だとか鶴の友の普通酒とかそんなベクトルでいいお酒。
どの温度帯でも楽しめそう。
雑味は無くてすっきりなんですけど、少しの甘さミルキーさ芳醇さ滋味で魅せるみたいなね。



でやりたかったのか、生酒(すっぴん太一)と火入れ(からくち太一)のブレンド。
この同じ蔵の生と火入れのブレンドというのが、ふしきのの故宮下氏がよくやっていた手法の一つ。
火入と生が両方出ている商品って結構ありますよね。僕は松の司の楽でブレンドを頂いた記憶があります。

とりあえず1:1でブレンドしてみました。
不思議な感じになりますね~。
表には酸が来て生のキラキラもあり、奥には少し熟成っぽいミルキーさが来る。
それがハイチュウとかあるいはキャラメルみたいな伸び感に感じられて、ちょっと黒澤とか思い出しました。
すこし生の量を増やしたりしてもいいかな。
これ良いっすね、思った以上に楽しいし上手くいってしまった。
感覚としては素性の良い火入酒に生っぽさをプラスみたいなイメージで作っていくとよろしいのではないでしょうか。

少し生を足してやるとより黒澤み。
あーこういう感じなんだな。
メイラード的な熟成の味わいを活かしつつ、きれいな火入れにさらに生の甘みとかを足してやったような。
黒澤の場合は生もととかそっち系の酸が寝かせても生きる分こういう味わうになるのかな?
それでも熟成感も出つつ綺麗で、かつ甘みはあるってのは単体でやってるとすると凄いことだな。

へー。
これ、好きな蔵でストックが何本かあれば、自分好みの最強のお酒が造れるかもしれない。
正直僕はめんどくさがりでかつ探求心もないのでダメ人間なので、手を尽くさず買ってきて開けてすぐそのまま美味しいお酒が欲しいんですが、本気で美味しいものを飲みたいなら色々やらないとダメね。
熟成とか、開けて変化を見るとかほんとめんどくさいじゃない。美味しいお酒でサクッと酔っ払いたいだけなんだよ。

やりだすと面白いし美味しいです。
少しエキス感が出るからちょっと加水してやってとか。
じゃあ加水する水を水道水じゃなくて思いっきり硬水なのを入れてみたらどうなんだとか。
こだわりだしたら焼酎のように前割り最高!とかなるのかもしれない。

これからは生か火入かではなくて、両方いいとこどりの時代が来るか。
どっかの蔵が商品リリースしたら流行るかもよ?





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