FC2ブログ

日本酒感想日誌

F.X.ピヒラー グリューナー・フェルトリーナー M スマラクト2017

  0   0


ワインは少し価格を落としつつ、飲むエリアを広げていきたいなーというところです。
白ワインは今年は南仏ローヌを少しやったんで、今度は北に行ってドイツとかオーストリアとかに手を出そうと。

今回はオーストリアでも著名な生産者です。
オーストリアはプラーガー、自然派ならグートオッガウとかしか飲んだことはありません。
品質は高そうですが若干高めという印象があり、これがオーストリアワイン界で色々あった結果っぽいです。
あとあんま売ってないので、必然飲み頃の熟成したものを買う難易度も高いです。
1万ちょい。

オーストリアお得意のグリューナー・フェルトリーナー。
Mというのはモニュメンタルという意味で、蔵のフラッグシップのような扱いになるんでしょうか。
スマラクトというのはヴァッハウ地方の格付けで最上級のランクらしく、この辺はソムリエ試験とかで勉強する奴。
オーストリアは基本的にはドイツ式の収穫時の糖度に基づく格付けがあり、それと別に評価をしたいということで、わざわざこの地域限定でこういう格付けを設けてるらしいです。

個人的にはアルザスとかで感じるような酸味の質感とか輝きみたいなものをが見えると嬉しいなと思います。





少しグリーンがかったゴールドで輝きはあるように感じます。
香りはまだ開いてなくて色々出てきそうですが、甘いハチミツにややトロピカル調、そんなにガンガンに香るわけではなく穏やめかな。

どうかな?
少し甘みを感じます。
スパイシー系の苦みというかタイトさみたいなのもあり、何とも言えない味わい。
少しガスが溶けているような感じもアルザスっぽいかな、あそこまで甘くないけど。
アルザスっぽいというかドイツっぽいというべきなのかもしれませんが。

あそこまで香らないけどコンドリューとかあんな感じ?
あるいは甘くなくて香り少し抑えめのゲヴュルツとか?

要するに最初に甘みもキラッと来るけど、苦めなんだよね。
好意的にとらえるなら紅茶だとか、ハーブとか柑橘、野菜のような苦みというべきか。
苦みと酸味と仄かな甘みがごっちゃで来て、そのまま抜けてくようなフィニッシュ。
少しリンゴのようなニュアンスで爽やかさは楽しいかもしれない。

薄いとかそういうのではなくて、厚みとかとろみは感じるので良いブドウは良いブドウなんだろう。
問題の酸味は一瞬の鮮やかさというか集中力はあるような気はするが、あんまり美味しくないんだよな(笑)
若いんで何とも言えないんですけどね~個人的にはプラーガーのがきちんと響くものがあった。
明日まで残しておいた方が良いかもね。

おや、少し面白くなってきたぞ。
ハチミツ系の甘い香りに、最初に甘さと、薄めだけど綺麗な酸味を感じる。
クリーミィさ、赤リンゴ系の雰囲気。
そこからはややドライにフィニッシュへと向かうが、そこまでカッチリはしてないけど程よいストラクチャは、軽くガス感のある日本酒みたいだ。これはそこまで ガスはないけどね、少し気泡がグラスにつくくらい。
少しスパイシーというか、ハーブ花野菜みたいな苦みも、春野菜や山菜の苦み、と表現すればあながち悪くない。
あとはやっぱり独特の酸の味わいがあって、面白いですね。ブルゴーニュ、あるいはシャブリ、シャンパーニュ……微妙に違う酸の表現というか。
少し味気なくてビネガー調な気もするんだけど、地中海とは違う雰囲気なんですよね。

ザルトのブルゴーニュググラスにしてみると、リンゴに加えてなんだか少し埃っぽかったり、土っぽいような香りもします。あるいは粉っぽいミネラル感なのかな。
もしかしたら寝かせることでアーシーなそういう香りとか旨味も出るのかもしれません。

味わいとしても次第に一体感やふくらみが出てきました。
熟度の高さを感じるようなスローなテンポや大きなふくらみ、とろみや厚みです。
少し苦味を感じるんですが、この辺は例えばムルソーとかシャサーニュとかでも感じたりするか。
そう考えるとかなり面白いワインのようにも感じてきました。リッチさがありますね。味わいの好みにもよりますがきちんと熟成させるということを考慮に入れるとブルゴーニュの並の1級に匹敵するくらいの力はあるのか?
そうか、白ワインといってもあの小さいボウルのグラスじゃなくて、大きいボウルで飲んで面白いのか。
プラーガーとかもこういう風に飲んだらどうだったか。
普段から複数のグラスに注ぐようにはしてますが、もう少し大胆に選択肢を広げるべきですね。
酸味のエッジのあたりとかも、モンラッシェグラスというよりは、ザルトのこっちなのか。
やはり圧倒的に経験が足りていませんね、こればっかりは飲むしかない。
海の感じがする塩味、にがりのような苦み。少し粉っぽい石のような感じもあるんだけどね。
ただ無いわけではないんですが、もう少し真にズドンと通るものは欲しいなあ。

まあでもな~。
マニアックというか、もう少し素直に美味しい白ワインがあるのかなあ。
やっぱりもう少し安い奴で飲む本数を増やすべきなのかな。

すこし味気ないのかな~。
でも熟成なしだからなあ。


Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:https://osakasj.blog.fc2.com/tb.php/3810-a26b2409