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日本酒感想日誌

【1532】天下錦 純米吟醸 滓がらみ 2020BY

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火入はハマらなかったけど、生は昨年のんだもののいい印象が残っています。
それはたしか7号で白麹もつかってるような奴だったんだけど、今回のはどうなんだろう。
検索しても今年のはスペックが出てこない……純吟山田錦50のおり。
去年のは14号系だったらしいが。





攪拌してから抜くとぶしゅっと。吹くことは無いと思うけど。

ぱちぱち軽くガス感。
含み香ははっきりめでそこそこ香り、メロンブドウライチみたいな。

軽快な甘みに、おりがらみの分少しポチャッとしつつも、クリアー感もある適度なお米感。
これは天明坂下山田とか伯楽星っぽいクリアーさが少しあるのかな、あそこまでじゃなくても。
ややライトボディなんだけど、適度な重量感はいいなあ。

そこにきゅんと集中力のあるような酸味があり、これは特徴的。
もしかしたらこれも白麹の酒母にしてるのかもしれません。してなくても銘柄としては意識はあるはず。
それがキツすぎないで全体に調和がとれてるのが秀逸。

さらに白桃やグレフルなニュアンスもしつつガス感から軽いドライ感でほろ苦く〆。
そのほろ苦さも甘いほろ苦さで、余韻的には好ましいものが長めに。


うん、やっぱいいっすねここの新酒は。
一般的なウケとか今っぽいような酸とかもありつつ、細部まで行き届いている。
甘みもあまーい黒ブドウか白桃かみたいなコクがあるような甘みで、そこにビビッドでフルーツ感のある酸が効いてるんだけど、適度なクリアー感でうるさくないんだわ。だからゴクゴク行ける。
香りもあるんだけどうるさいレベルの華やかさじゃなくてしなやかなフルーツ系。
メロンとかブドウから白桃が出てきたり、酸味からグレフルを引っ張ってきたり、ともすると少しトロピカルもあるような多彩さ。
そして軽いドライ感、ほろ苦さでのフィニッシュもキマってます。
果実感、馨しいような甘やかさはグラマラスだけどスマート。きつく無い程度にスパッと酸。


僕の言うスーパーなお酒とは若干路線が違うのでそんなに構えないで欲しいんだけど。
構えないで飲む分には、あるいは普通の人が飲む分には、絶対に損はしないと思う。
もしも僕が居酒屋やってるなら而今と一緒に三重の酒ですと言って出しつつ、セールストーク絡めて人気銘柄にして、あんまり売ってないのをいいことに少し高めの値段にセットするね。
わかりやすいところでいえば、例えば新政とか風の森とかそんなとこと並べて比較しながら飲んでも良いと思いますね。
5000円~税込み1万ぐらいまでのワインなら、比較しながら飲んでも楽しい気持ちになれるレベルかなあ?

いやしかしこれは上手だわ。
香り、甘さ、酸味、フィニッシュ、全体のバランス。
嫌な要素も全く出てこないし素晴らしいですね。

僕はふくはら酒店で買いましたが、そのうち他でも買えるかもしれません。
いやでもふくはらも2月12日入荷とかだよね~全体的に相当本数が少ないのかな。
んでもってこの味わいなら余裕で売れるから、売ってるとこもあんま表に出してないってことなのかもね。
ワインならこういうのがカルトワイン化して割高な価格になるんだけど、日本だと1500円のままで転売に文句つけだすんだろうな。意味不明。
そもそもまともな審美眼が無いので転売すらないか。











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