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日本酒感想日誌

ジュヴレ・シャンベルタン1er レ・コルボ―2005 ドメーヌ・セラファン・ペール・エ・フィス

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セラファンも高いんだよね。
村名のV.V.が2万とかするしさ。

コルボ―はフォントニーの下、マジの隣だけどあまり評価は高くないようだ。
まじめなセラファンはちゃんとフォントニーのほうを高く売っている、なんて書かれるくらいだしもちろんカズティエもある。
とはいえ前に飲んだカズティエが良かったのでこれもそこそこ期待します。

2004であればコルボ―が18、フォントニーが22、シャルムが28で買えるけれど……これは22000円でした。
あっ2001も2万で買えるのか。





濃い色で少し青いというか、生花系みたいな香り?
最近こういうのなかったな~早めの抜栓だったことが関係あるのかないのか。

いやあまったく問題ないと思いますよ。
少し軽くて、ズガーンと頭に響くような深みとか存在感は無いのかもしれないけど、要素の出かたがお見事。

スケールは小ぶりですが、程よい果実味が心地よく、可憐な甘さもきちんとあります。
酸味もカドが取れていてきつくなくてシルキー、全体にふんわりエレガント。
さらにピノノワールのエロティックさに、少し冷たい雰囲気を感じるような森やキノコのニュアンス。
もちろんジュヴレなのでタンニンもややありますが、粗雑に厚く引っかかるような感じではなくて、むしろススっと飲める方。
フィニッシュは紅茶のような感じがはっきりめ、スパイス感は極小、余韻はそこそこ。


セラファンはある程度信頼できるのかなと思います。
ややパワーが弱いのでグランクリュとか、上級の1erだとはブラインドでも思わないと思いますが、それはたぶん畑の話で出来は良好と思いますけどね。
別に薄いって程じゃないし、甘さやエロさ、その他の深みのある感じなど適切に出ている秀作で飲みやすい。
ブルゴーニュのバックヴィンテージで失敗を避けようと思うとやっぱ2万くらい必要になってくると思うので、高くはないし外さないならむしろかなりアリになってくる。


軽い飲み心地が良いね。
言われればジュヴレなんだろうけど、ブラインドでだされたら案外シャンボール・ミュジニーとか言っちゃうかもしれない。
透明感があって非常にスムースな飲み口で進みますが、澄んだ蜜が舌先に。

ラスベリーにふわっと黒系の果実が立つポイントもあり。
紅茶とか森系の要素がはっきりはしてるんだけど、強く過ぎずに全体はふわっと可憐で透き通るような雰囲気。
ガンガンではないんですけど、ある程度雰囲気のあるアロマティックさでちょいクラシックめ。
ラストに仄かにナツメグとか、たばこも。


う~ん。
たぶんやや弱いんだけど、弱い中でよくできてるというのかね。
ややセイバリ―?というのか、紅茶とともにゴマとか紫蘇みたいな。そういうのが強くなってくるかも。
05でこの味わいなので04はちょっと怖いがどうなんdなろう、04でも問題ないと言ってる人もいるが……。
1万5千くらいなら良いんだけど……そういう意味でいうと上に書いた価格は良いとこついてるんだなあ、さすがプロ。
ある意味信頼できるショップかもしれません。
個人的には大アリな生産者でありキュベなんだけど、例えばvinicaとかでブレるのもわかる気がする。
5.0って人もいれば、2.5ってしてる人がいるのも色々考えるとさもありなん。


あーでもいい意味でのみたらし醤油系とか発酵感もしてきたな。
買い増すとして04フォントニーなのかコルボ―の04、01なのかはかなり微妙なところだ(笑
でも妥当だし楽しめた。出汁ウマな感じも出てくるなあ~。



あら~ガス入れてたとはいえ3日目。
まだ全然いけます。
むしろ香り的には若干ケモっぽく発酵感とかも出てるくらい。
ちゃんと深み、ザっと黒いジュヴレっぽい感じ。
甘さみたいなのは減ってるけど、逆にダークで深い。
煮詰めたブルーベリーやチェリーな感じ(少し焦げ?)とか旨味は出てる。
いいね、セラファンは信用できる。
今日のこの時点で素晴らしいといって過言でない。

いやあ良いね。
寧ろしっかりと全体の幅が出てる。
グランクリュのようだというのは言い過ぎだが、確かにそこへの道筋が見える。
フレッシュなところ、抜栓直後のピノも好きなのだが、この深みみたいのもまた良き。
やはり一流ワインの懐は深い。






















2 Comments

みりん says...""
また良い感じのワインに出会えたようで良かったですね。
こういうのこそ実は本当にブルゴーニュらしい風味で、グラン・クリュっぽいのは新世界を探しても時々出会える気がしますけど、こういうのにはまず出会えないのだと感じます。

>濃い色で少し青いというか、生花系みたいな香り?
これは、霧が出た針葉樹林の中を歩いている時のような香りを私が感じる事が有るのと似ているんじゃないかと思いますが、自分の子供の頃の体験などへ投影しながら楽しめるのも、ワインの奥深さで魅力なんじゃないかと思います。
2021.03.25 17:38 | URL | #- [edit]
日誌係 says..."Re: みりんさん"

この生産者はまた飲んでみたいと思いました。
2日経過しても良かったですね。


そういう比喩が許容されるのがワインの楽しさですよね~。
日本酒でそんなこといったら笑われたり、ワイン気取りなどと言われるのが現状です。
そろそろフルーティとか単調な評価を脱して、もう少し深いところで批評されるような業界になってほしいものです。
2021.03.28 11:51 | URL | #- [edit]

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