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日本酒感想日誌

松の司 AZOLLA50 甕にごり

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no.1570
rice & polishing ratio:山田錦50(竜王町産、農薬除草剤不使用)
grade:純米大吟醸(non alcohol-added)
ABV:16%
yeast type:無添加
vintage:2020
shipping date:2021.1
processing:甕仕込み、生もと仕込み、生酒、にごり酒
other:4ヶ月レマコム熟成、日本酒度+7、酸度1.4
advice:-


2本目です。
僕は澄酒のものよりもにごりを評価したというか、なんでわざわざ出したかわかるな~と思っていたんですが、数少ない飲んだ人のなかではあまり良くない評価がちらほら。

相変わらず悪くないと思うんだけどね。
そこそこ甘みが出ていて、そこに生もとっぽい酸味がバランスよく、あとはザっと辛みがいい具合に奔るという。
まだ冷たいんですが、こなれてくるとグングンいろんなニュアンスが出てきそう。

やっぱりミネラリーなラインが秀逸。
酸味もはじけるようでもあり、少しヤクルトととかの乳酸的な雰囲気も出る。
少し土っぽいような野趣なんかを感じさせながら、ややビターテイストも出るでしょうか。
1月に比べると若干複雑さが出てるんじゃないかなーという気がします。

そこそこ甘いんだけどクリアーでいい意味で少し水っぽいのが気持ちいい。
にごり分もそんなに多くないしね。

あーいい。
ちょっと日和ったというか、もっと買って寝かせておけばよかったかなー。
普通の生もあるし火入れも出るという話ではあったのだが、どうなることやら。
澄酒のほうももう少し寝かせればそれなりに形になるだろうなあとは想像できます。




大西左朗『信楽 手捏ネ叩き茶盌“竜王土”』

このお酒の仕込みには、竜王町からお隣の野洲市にかけて産出する篠原土という粘土で焼いた甕を使用しています。
この茶碗はおそらくそれと同種か極めて近い、竜王町産出の土で焼いたお茶碗になり、これぞ究極のテロワール飲みを実現してくれます。

ここまでするのはちょっと異常ですが、甕仕込みのお酒をつるっとしたテクスチャのワイングラスだとかガラス釉のようなもので飲む気はあまりしません。
唐津の砂っぽいような土にぺたっと薄い釉なんかはまた良いと思いますが、やっぱり焼き締め陶が良いですね。
逆に廣戸川の火入なんかはつるっとした酒器でジューシーな輪郭を際立たせたい。

このお茶碗でいうとよく焼き締まってざらっとして石っぽいような質感もあるんですが、ある程度細かくしてあるところもあって、独特の面白い質感になっていると感じます。例えば備前などでも多孔質の焼き上がりもあれば滑らかに焼けているものもあって、焼き物のテクスチャをお酒と合わせて色々試すのはお酒を味わう上でかなり大事なことだと思います。






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