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日本酒感想日誌

天狗舞 中三郎 大吟醸純生

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no.1582
rice & polishing ratio:山田錦35
grade:大吟醸(alcohol-added)
ABV:16%
yeast type:不明
vintage:2020
shipping date:2021.3
processing:生酒
other:-
advice: You should drink this.


別に嫌な印象もないのに何故か飲まないなーという銘柄があって天狗舞もその一つ。
今回は能登杜氏四天王の一人、「中三郎」氏の名を冠した大吟醸。


上立ち香としてはそんなに強くは香らない。
少し生っぽさ、酸味、ミネラル感というか辛さがあるだろうなという雰囲気は感じました。
あくまでもワイングラスでクンクンしてるわけではないので、そこはご容赦ください。上立ち香は僕は全く重要視していません。あくまでも開けて含むまでのちょっとした余興です。

含むと程よくメロン系の香味で甘さを感じます。
カプもそこそこ出ていますが、その他の香り、ほんのり穀物っぽさなんかとまとまりが良い。

とろみのあるタッチなんですが、甘み感としてはややキレイめヘルシーにスイっと行くようなイメージ。
雑味が少なそうですが一方で味わいが無いわけではなくて、ゆっくり味わうとじわじわと酸味が出て来て……これは山廃ではないんですが、なんかこの北陸のあたりの山廃大吟醸感のある味わいですね。

なんと表現したらいいかなかなか難しいところなんですがね。
バシッと男酒的な厚みのあるキレ感、その断崖に酸味、嫌らしくないミルキーさ、媚びてないようなビターというか穀物感みたいな?
ほんの少しお香のようなエレガント&メローなニュアンス。


うん、これは文句なしに良いんじゃないですか?
まあ農口さんとかそっち系なんですが、やや綺麗めにスイっとしたところ、酸味の感じなんかも好き。
何となく思い出したのは、味が似ているかは知らんけど、かつて農口さんの在籍した常きげんの商品名、Kiss of Fire。

久しぶりのYou should drink this!!は言い過ぎかもしれませんが、ちゃんとおすすめできる大吟醸だと思います。
本当にかつてのんだ常きげんとかこんなだった気がするなあ。
あるいはやっぱり満寿泉とか近いものを感じるのかな~。
久しぶりに波瀬正吉とか飲んだらどう感じるだろう。

大吟醸が美味しいからといって、香りや甘みだけにフォーカスするんじゃなくて、やっぱり美は細部に宿るんだよね。
これも少しカプ優勢に振り過ぎてる気はしなくもないですが、それでも美味しいですよ。
酸味が響きながらキレの厚み、粉っぽいようなクリーミィさ?
このまま生熟させていって熟れ熟れでも楽しいと思いますし、数年たっての落ち着きも何となく想像がつく。
現状なら菊姫の山吟の生よりこっちのほうが良い。




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