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日本酒感想日誌

アンヌ・グロ シャンボール・ミュジニー ラ・コンブ・ドルヴォー00

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アンヌ・グロ
シャンボール・ミュジニー ラ・コンブ・ドルヴォ― 2000
抜栓:5時間前
price:¥30,000-

アンヌ・グロは前回も村名格だったけど今回も懲りずに。
高いんだよね、高いな~と思いつつもまあチャレンジ。

昆布泥棒!!
ラ・コンブ・ドルヴォーはヴォーヌ・ロマネとシャンボール・ミュジニーのちょうど間。
1級の畑なんだけど村名格の区画もあるようで、つまりこれはその村名の区画。
ブルゴーニュ大全のジャスパー・モリスいわく谷間が深く入り過ぎていてその上の格付けは望めないそうだが、フレデリック・ミュニエのACシャンボールは大半がここから造られ、アンヌ・グロ以外にもジャン・グリヴォも畑名を表示しているらしい。


色薄めで少し濁っているような。
また少し熟成感を感じるような色。

香りは開けたときから比較的よく香るなと。
ただ凄く華やかというよりは軽くブーケにやや落ち葉系の香り、またちょっとキレのあるミネラリーな香りがすっと抜けるでしょうか。


やっぱりやや薄め、透明感のあるような味わい。
ただしそこに瑞々しい甘露のような甘やかさもすいっと綺麗に舌に乗ってくるような。
切れ味のよさそうなやや中国茶なんかもイメージする酸味。
少しエキスっぽいような薄ウマ系な旨味もじんわりと。

シルキーは言い過ぎかもしれないが、そこまでタンニンが強くなさそうなこともあり、こなれた滑らかさ。
水っとちょっと水っぽいとこにちょうど良いジャミーさなんかも感じつつ、ちょっと影のあるアンニュイさ。
甘み感みたいなのは好ましく、そこに若干酸味が厚く入るイメージ。


まあこの価格だと高いし村名って感じはしますが、ひと個性あるというような。
涼やかな感じの中に、ラズベリーなんかの赤系果実。
バラやスミレもちょいとありながら、中国茶、あるいは仄かにモカに近いようなミルクティなニュアンス。
甘みとともにエキスっぽいような旨味が上品で、少しお香のような雰囲気も。


嫌いじゃないですよ。
そりゃグランクリュと比べるような濃さはないし、1級と比べてもやっぱりちょっと薄いんだけど、その分繊細さの中にキラッと光る要素があるみたいな。
畑名を書いて出したい気持ちも何となくわかる気もするなーというところ。
あのーあれ、タカヒコとか国産のピノとか好きな人は大好きでは、というか感涙するべき。

しかしバックヴィンテージでしかも2000年とはいえいささか強気だなとは思う。
2018だと1万5千くらいだからな~それくらいで買って、そんなに寝かせないで10年以内くらいで飲むのが良いんじゃないの?
これはこれでな面白さはあるとは思いますが。
ぼちぼちワイン買わねえとな~でも夏だし輸送がなあ、良いワインはクール便はそれはそれで嫌なのよね。

うーんしかし悪くはないよな。
しなやかで心地よい静けさのあるエレガント。
ほんのり、さくらんぼの甘さに温かみのあるスパイス。
中国茶系の熟成感、酸味が若干強いのが個人的にはちょっとマイナスなくらいかなあ。
スケールが大きくはないけれどもニュアンス感はあって、和食のいいお料理屋さんなんかで飲みたかったなと。
密やかにあるブーケやクリーミィさに、スッと抜ける柔らかくて甘いミントみたいなもの、また精緻なミネラル。
やや割高ではありますが楽しめはしました。







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