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日本酒感想日誌

大嶺3粒

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no.1797
rice & polishing ratio:山田錦50
grade:純米(non alcohol-added)
ABV:14.5%
yeast type:不明
vintage:2022
shipping date:2022.09
processing:火入れ
other:-
advice: -

先週に山口県に行ってきまして、この蔵の近くを通ってきました。
カルスト台地として有名な秋吉台のあたりで、別府弁天池湧水という大変フォトジェニックな池の湧水を仕込み水として使っています。
それも飲んできましたけど丸みのある軟水でありながら、どこかエビアンっぽいようなカルシウム味もするような、そんな不思議な感じでした。

そういえば蔵を新造した直後に飲んだ記憶がありますが、その時は全く話になりませんでした。
上川大雪とかもそうだったので、新設の1年目は変な香りついたりしてダメなんでしょうね~。



火入ということもあるのかもしれませんが、最初は思ったよりもスタンダードかな?と思います。
ただ飲み進めていくと粗が見える。

香りからしてそうなんですが、ちゃんとキレ感なんかもしっかりあるお酒です。
ピッと、というかザっとミネラリーでそこは非常にグッドだと思います。
また程よいとろみも感じ、キレ感といい、ボディの弱さはあるものの、最低限うまいことやってはいると思う。

香りについて。
最初は真っ当な吟醸香っぽいなと思ったのですが、次第にちょっとカプっぽく出てきますね。
味わい含めちょっと甘酸っぱい感じで桃とかマスカットとか、そういう意図なのかもしれません。

軽く甘み、酸味、ちょっと塩味?
あえて言えばその甘みのあたりがちょっと品が無いというか、若干クセっぽい感じがするんですよね。
少しマッタリもっちゃりしてるというのか。
この時期というのもあるかもしれませんが。



う~ん。
結局は低アルのカプかな~。
うるおい、キラッと感、あるようなマッタリ野暮ったいような。

これ美味い?
いや悪くはないんだけど、これなら普通に16度のオーソドックスな造りでもっと美味しいお酒つくれるよ。
キャッチーかもしれないけど、真の旨さとか美しさというのは違うところにある。
これが作り手の表現なんだって言われたら、それはそうですか~というほかないけれども。

何回も言ってるけど、こういうお酒を飲もうという時に、日本酒である必要が無いんです、普通の人にとって。
コンビニ行って桃チューハイでも飲めばよっぽど香りも甘みも桃だし、トロミは添加物でリッチに仕上げてくれてそれで200円しないですよ。

だからこんなのをどんなに頑張って低アルにしてもバカバカしいって。
普段ほろ酔いやスーパードライ飲んで、ストロングゼロつえ~とか言ってる人にとって、14度も16度も変わらないし。
そういう人がわざわざマニアックな地酒飲もうとも思わないし。
だから変な酒つくらないて良いので、まずは王道の日本酒をつくりなさい。

まあ小銭稼ぎにはなるだろうし、いや小規模な企業として考えたら立派なんだろうけど。
こういうお酒を絶対に評価しちゃいかんのですわ。
ワインの世界のような明確な評価とかが確立した上でのニューカマーだったらいいんだけどね。
そうなってないし、まず酒屋なり日本酒マニアなりが、こういう酒に飛びつくという市場の幼稚さが耐えがたい。








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